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資格合格の鍵

資格合格の鍵

宅建業法の攻略

まずはじめに・・・
通信、独学などメソッドは、いろいろあると思いますが、宅建を勉強されるならこの分野から入ったほうがよさそうです。多分、民法から入ったなら、きっと途中で放棄してしまう可能性が大きいと思われるからです。
それに宅建なんですから、宅建業法から入るのが当然だと思いませんか?


試験問題など・・・
宅建だけに、試験問題数50問のうち16問が出題され一番多いです。限られた狭い範囲からの出題となるので試験問題は引っ掛けが多いのが特徴です。その手口も巧妙で、注意して問題を読まないと簡単に引っかかって出題者の餌食になります。この科目は是非得意科目としなければいけません。ほとんど暗記科目なので、他の科目を学習して再度この科目をやりはじめる頃には、大部分忘れてしまっているでしょうがアセルことはないです。試験が近くなっても取り戻せるのが、宅建業法なのです。
4科目中、一番おいしい科目なので本試験では、ここから解き始めるほうがいいと思います。


35条書面と37条書面
試験では必ずと言っていいほど出題されます。だから避けて通れないところです。しかし、条文を読むといろいろと書いてあり、もうそれだけで勉強が嫌になってきます。こんなに覚えないとダメなの~?と悲鳴が聞こえそうですが、コツがあります。
条文を徹底的に頭に叩き込んでから、該当する問題を解くことは効率が悪いのです
ポイントを押さえないで勉強すると、効率よく勉強する人の倍、時間がかかります。
まず、35条と37条に関する過去問をやってみてください。そして問われている箇所に該当する部分(テキスト)にマ-クする。あるいは、テキスト片手に、問題を解くのも有効かと思います。
結局、ある項目は35条書面では必ず記載の◎でも、37条書面では×で、そういうややこしいところを、聞いてくるわけです。だから、比較して覚えることが一番効率がいいです。
これは、35条書面では必ず記載なんだけど、37条書面では定めがあれば記載なんだよね~ってな具合です。
例えば、損害賠償の予定・違約金についてはどうでしょうか?
ポイントを押さえないで学習していると、損害賠償の予定などは、35条でも37条でも出題されるところですが、簡単に引っかかります。
要は、必ず記載しなければならないのは35条で、定めがあれば37条にも記載する、これだけの違いなのです。
もし、35条と37条の問題で失点しているなら、条文を頭に入れようとするのではなく、過去問で問われているところに該当する条文にアンダ-ラインを引く。そうすると、主に問われる条文っていうのは限られるのです。
そういうところを、先に挙げたように比較して覚えるわけです。


取引主任者・宅建業者
ここも上記のように比較してインプットです。似ているので、あれどうだったかな~?を問う問題が出題されます。
取引主任者の仕事は、重要事項の説明と記名押印と37条書面の記名押印だけです。このポイントを押さえてください。これだけ押さえれば、どんな問題にも対処出来ます。
例えば、媒介契約書は取引主任者がハンコを押さないといけないなんていう問題文があります。あやふやに記憶していると迷います。でも、以上のポイントを押さえていれば答えはすぐ出ます。
あと、37条書面は専任の取引主任者が記名押印しないとダメなんていう問題があります。これも、あやふやだと迷ってしまい誤答します。
以上のように、要点を押さえると、出題者の罠には簡単に引っかからないと思います。


8種制限
ここは、宅建業法での一番メインとなる部分だと思われます。この分野も、ややこしいところがありますが、先に挙げたように比較して覚えるという手法を用いれば、引っかかることもないかと思われます。
瑕疵担保責任などは、民法とも重なる部分なので民法を学習してから、再度学習するといいでしょう。
とにかく、ここは制限なので、どういう時に制限されるのか?制限されないのか?意識して取り組むと意外と早く攻略できるところかもしれません。
ここでも、過去問で問われている箇所にアンダ-ライン。そして、どのように問われるのかテキストの余白にでも書いておくと、さらに比較して覚えられること・・・間違いない!


ともぞうの宅建業法の勉強方法
この分野では必ず何週間、何ヶ月みたいな日にちを問う問題が出ます。これは単に暗記しようとすると無理です。やはり比較して覚えることです。今まで、似た事柄は比較することによって記憶すると忘れにくくなると書きました。何ヶ月、何週間などを、どうやって比較するのか?それはみんなが今までしたことのある、語呂合わせみたいなものです。
私の仕事上、暗号みたいに0~9を色に対応して覚えています。トランジスタ、抵抗、ICの電子部品の中で唯一抵抗は、抵抗値という数値を色で識別するのです。
■黒
黒が0で、白が9と対応してます。
宅建主任者の設置義務は2週間なので、赤と何かと何かをこじつけでもいいので、覚えると忘れにくくなります。
宅建業法では、期日を問う問題もありますので、こういうところは数字を覚えるのではなく、数字と合わせて色を覚えるみたいに、独自の工夫をすると1点ゲット出来ます。

宅建業法は、狭い範囲からの出題となるので、どうしても引っ掛け問題などが多いです。例えば、口頭でもいいところを書面じゃないといけないなど、ただ単語を入れ替えるくらいの引っ掛けは単純で慣れれば引っ掛かりません。
テキストでインプットしたことを誘導尋問みたいに間違いの枝に誘導するような問題が出ます。これは注意して読まないと必ず出題者の思う壷にはまります。
テキストは基本書です。巧みに不正解の枝を選択するように作成された問題など、これはと思ったら、テキストの該当するペ-ジの余白に書き込みます。そうすると、こんな感じで問われるんだと比較することが出来ます。
問題を解いて、相手を知り、知ったらテキストの余白に書き込みましょう。これで、出題者の巧みな誘導尋問にも引っかからずに1点をゲット出来ます。


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